「あなたは見える人だ」と言われたという方から、ご相談や質問をいただくことがあります。
占いや霊能師の人に言われたけれど、「見える」というのがよく分からない。
霊能師かヒーラーになった方が良いと言われたけれど、どうすればなれるのか?
「あなたは見える人だ」と言った方たちの言葉の真意は分からないのですが、はっきり言ってしまうと霊が見える=霊感が強いのではありません。
見えるといっても、それだけでは霊能師やヒーラーにはなれません。
霊が見えるという状態とは
たとえばラジオのように、きちんと周波数を合わせないと雑音が入るような感じと言えば、分かりやすいでしょうか?
三次元の存在以外のモノが(見えるということは、対象となるモノ(例えば霊)と波長が合った状態。
多くの人は周波数の合わせ方が分からないので霊を見ることは少ないですが、なんとなく視界の端に人影?何かが横切った?と感じるのは、たまたま自分と似た周波数のモノが近くにいたというだけのこと。
ぴったりと周波数が合っていないので、しっかり見えなかっただけのことなのです。
意識して霊を見ようとすることは少ないと思いますが、体調・気分などの状態によっても見え方が変わります。
見えるチカラを活かしたい・見えるようになりたい
霊能を仕事にしている方は、見えるだけでなく霊に対する対処法を知っているのです。
ただ見えるだけでは霊能師やヒーラーにはなれません。
干渉を受けないようにしたり、浄霊の方法は基本となるでしょうね。
地縛霊が見える・浮遊霊が見えることを相手に伝えるだけでは、不安を煽っているのと同じこと。
「あなたに○○の霊が憑いています」なんてことを言うのは、もってのほか!
不安は意識の奥深くにまで刻み込まれ、「霊が憑いている」という部分にフォーカスして自分からチャンネルを合わせてしまうようなもの。
安全に対処できないなら言ってはいけない言葉なので、自分自身の霊能力を高めて対処できるようになることが大切です。
ただ見えるようになりたいという方もいますが、見てどうするのですか?
もし霊が見えてしまったら
見えてしまったら驚くとは思いますが、慌てず騒がず無視するのがいちばんです。
心の中で「気のせい」や「見間違い」と言うのも良いでしょう。
無理やりにでも、そう思い込むことが大切です。
間違っても、ネットで見かけた九字切りなどを試さないでください。
九字切りは、人混みで手を振り回すのと同じ。
周りの人(霊)に当たって怒らせてしまう可能性があり、反撃された時に対処法を知らなければ、やられるがままになってしまうのです。
街中で、前から怖い系の人が歩いてきたら目を合わさずに通り過ぎますよね。
それと同じこと。
相手が自分のことを何とも思っていないのに、いきなり喧嘩を売りに行くようなものなのです。
相手が人間でも霊でも、触らぬ神に祟りなしです。
霊が近寄ってきた・逃げ場がない時の対処法
私の場合、見えるといっても霊に対して何もせずに自然とその場を離れてもらうにしています。
無理に祓ったりせず、霊にとって居心地が悪い状態にして遠ざかってもらう。
実際、霊はどこにでもいるので祓うことに労力を使うよりも、自分の波動をあげて霊の干渉を受けないようにすれば一石二鳥!ということで、般若心経の前文262文字を覚えておくと良いでしょう。
たまに般若心経をお唱えすると霊が寄ってくるというのを聞きますが、唱えさせないための邪魔をされているだけのこと。
つまり、般若心経を唱えられると霊にとって居心地が悪い・都合の悪い状態になるのです。
耳障りな音が聞こえてきたら、その場を離れるようなものですね。
上手に唱えられなくても大丈夫です。
般若心経の音、ひとつひとつにパワーがあります。
ここで霊と表現しているものは低級霊のことなので、般若心経でご先祖様の霊や守護霊様が自分から離れていくことはないので、ご安心ください。