護符は、人知を超えた天界からの贈り物
昔から人は行き詰ったり、強く願う事があると神仏様にお願いしてきたように、目で見ることも耳で聞くことも、手で触れることもできないけれど私たちの人生に作用する人知を超えた大きな存在があることを感覚で知っています。
しかし神仏様に感通する方法を知らなければその願いが聞き届けられるとは限らないため、神仏様の御加護を文様化して宇宙の神秘的な力に感応させて、あなたの願いを神仏様へ届けて具現化する導きとなるのが護符です。
人は宇宙の縮図であり、偉大なる宇宙の一部として分霊(わけみたま)をいただいて、この世に生を受けているので誰にでも潜在霊力があり、それが護符のチカラの源となります。
信じるチカラが護符のパワーをアップさせ、願いが聞き届けられて導いてもらえるのです。
護符の扱い方と使い方
一番大切なのは、護符に疑念を持たないことです。
心から信じて願い、努力・精進することが大切。
もちろん、護符を持つだけで何もしなければ願いは叶わないので、現実的な行動にプラスアルファの御加護がいただけるものと捉えてくださいね。
次に、護符を人に見せないこと。
他者に見られる・破れる・汚れると効力を失うので、白い紙に包む・白い封筒に入れるなどして身に着けましょう。
護符は身に着けるものが多いのですが、柱や壁に貼る・土の中に埋める・飲む物もあります。
貼る護符は画鋲ではなく、両面テープで貼るのが無難です。
護符本体に傷をつけると効力を失うので注意してくださいね。
護符は種類が多いのですが特に指定がなければ身に着けたり、鞄や財布・スマホケースなど普段、持ち歩く物の中に入れておくと良いでしょう。
護符の手放し方・処分方法
護符には特殊な力があるので、ゴミ箱に捨てるのはやめましょう。
破れたり、汚れた場合はそのまま持ち続けずに処分してほしいのですが、どうやって処分すれば良いのか悩みますよね。
護符を書いた人に聞くのが一番なのですが、連絡がつかない場合は寺社さんのお焚き上げに持っていきましょう。
その際はビニールと紙に分けて、燃やせる状態にしておいてくださいね。
外側のビニール袋はゴミとして捨てても大丈夫です。
お焚き上げに持っていくのは護符本体のみです。
他に、自宅で燃やして処分する方法もあるので紹介しますね。
耐熱の器の上で護符に火を着けて燃やし切ります。
燃え残りがあれば再度、火を着けても大丈夫ですよ。
全て燃え切ったら、灰を水で流して終了です。
火と水、2つの浄化をしていますが、どうしても気になる場合は粗塩をひとつまみ振りかけてから燃やすと良いでしょう。
~追 記~
桂川ゆり子から護符をお買い求めいただいた方へ
他者に見られないようにするために白い紙で包み、汚れ・破れ防止のビニールに入れてお届けしているので、お届けした状態そのままお使いください。
また、護符に関してのご質問・ご相談・処分はお気軽にご連絡ください。
誰にでも護符は書けるのか?
護符の種類は数えきれないほど多く、紙以外に石・木・金属・器に書くなど。
また、紙も白・赤・黒・青・黄に墨や朱で書くなど、それぞれに決まりがあります。
(私が知っているだけでも、紙に書くものだけで300種類以上も)
決まりを守れば誰でも書くことはできるのですが、道具や紙の祓い・呼吸法・護符の書き順・書き上げた後の霊力を込める方法があり、覚えるのはかなり大変なのです。
ただひたすらに書き続けて身体で覚えるしかありません。
本気で取り組めば誰にでも書けるものではありますが、文様を書き写しただけでは効力は薄く、導きを得るのは難しいでしょう。
また、邪念や欲にとらわれて書くと低級な霊が入り込むことがあるので、ひたすら空(くう)の状態で書くのが望ましいです。
さいごに
紙に書く護符だけでも300種類以上あるのですが中には、しゃっくりを止めたい・髪を美しくしたい時の護符もあります。
他には自分の干支・訴訟に勝つ・良いスタッフに恵まれる護符もあり、人の願望の数だけ護符があります。
生きていると欲を持つのは当然のこと。
努力しているからこそ、より良く生きたい・幸せになりたいと願うからこそ生まれる欲。
あわよくばだけの欲に溺れずに、美しい生き方を心がけることが大切だと思っています。
でも、人なので間違いはあるもの。
他者の間違いに寛容に、そして自分の過ちにくよくよせずに前を向いて歩くためのサポートとして護符を活用していただけたらと思います。