ハラスメントといえばパワハラ・モラハラ・セクハラなどの言葉が一般的ですが、スピリチュアル系のことで相手を傷つける・考えを押し付ける・不安に陥れることをスピリチュアルハラスメント(スピハラ)と言います。
頼んでもいないのに・お金を払ってセッションを受けたわけではないのにという日常会話の延長レベルのものから、講座やセッション等で思考や行動をコントロールする類の事もスピリチュアルハラスメントに含まれています。
目には見えないモノや世界が視えるという特別なチカラを持っているのなら、それを正しく使うための知識やモラルが必要なのですが自己顕示欲や承認欲求のために力を使っている人もいるので注意が必要です。
スピリチュアルハラスメントの具体的な例として
☑○○であるべきという考えを押し付ける
☑ポジティブでいなければならないと言う
☑波動が低い人とは付き合わないと言う
☑次元が違うから話が合わないと言う
☑霊が憑いていると言う
☑勝手に潜在意識を探る
☑神様が○○しなさいと言っている
☑○○しないと不幸になると言う
☑頼んでもいないのに使命や過去世を伝えてくる
☑頼んでもいないのに神様(龍神様など)を憑けてあげると言う
☑自分は神様の生まれ変わりだと言う
スピリチュアルハラスメントだという認識がない
目には見えないものが視える人を特別だと感じるのは問題ないのですが、どんな場合にも相手が人間であることを忘れてはいけません。
人以上のチカラを持っていたとしても人であるという自覚を持たず、力を誇示する人の言う事を信じないようにしましょう。
日常の会話の中で何気ない相談事をしてアドバイスしてもらうことはあると思いますが、度を超えたもの・内面を勝手に視るのはマナー違反。
良かれと思っていたとしても相手の承諾なしに視てはいけないし、万が一視えてしまったとしても相手に伝えてはいけないものなのです。
視る側・視られる側どちらもスピリチュアルハラスメントだという認識がない場合もありますが、視てもらえてラッキーだと思って話を鵜呑みにするとコントロールが強くなっているのに気づかないまま依存させられてしまうことがあるので注意してくださいね。
もし違和感があるなら
不快感・不安・恐怖・違和感を感じたら、なるべく接触しないようにして言われたことは聞き流すのが一番です。
どうしても会わなければならない場面があれば、相手に対して心を開かないようにしましょう。
胸の前で扉を閉める(鍵も閉める)・ガラスの壁で遮断するイメージをするのも良いですよ。
話がスピリチュアル寄りになってきたら話題を変えたり、変だと思う事はハッキリ伝えることが大切です。
「それは、どこからのメッセージ?」
「誰が言っている事?」
「勝手に繋がらないでほしい」
本当の友達・あなたの事を親身になって考えてくれる人なら、きっと気づいてくれるでしょう。
そこで怒り出すなら、それを理由に会わない口実にしてください。
たとえ視えたとしても本人の了承がなければ、視なかったふり・気づかないふりをして他の人に内容を話さない守秘義務の意識を持たなければなりません。
ふとした会話の中で、他者のプライベートな相談内容を話す人がいたら、自分の話も他者に漏れていると考えたほうが良いでしょうね。
高次元や潜在意識からのメッセージとは
メッセージを受け取る人の事をチャネラーと言い、メッセージを受け取る行為をチャネリングと呼びますが、誰にでも繋がることができる潜在意識と特別な能力で繋がることのできる領域の二種類があります。
ひとことで高次元と言っても、私たちが生きている三次元の上には四次元~七次元まであり、どの階層の誰にチャンネルを合わせてメッセージを受け取っているのかが明確でない場合もあり、チャネラー本人も気づかないまま低級霊によるなりすましの場合もあります。
本当の高次元や潜在意識からのメッセージの場合、思考や行動にわざわざ許可を出す・ダメ出しや制限・命令・コントロールするようなことは言いません。
最終的な決断は本人の自由意志に任されているので、言動に対して指示するような事をいわれたら、深入りせずに聞き流してくださいね。
どんな選択をしても、同じ失敗を繰り返したとしても、高次元の存在は気づきと学びを与えてくれるのみです。
ふと感じた違和感などが潜在意識からの注意を促すメッセージなので、自分の感覚を信じて判断してくださいね。
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