どんなに疲れていても家事の手を抜けない・責任感が強い・真面目・頑張っている人ほど、自分が頑張り過ぎていることに気づかないものです。
急に何もやる気が起きない状態(限界に達する)まで放っておくと、元の状態に戻るのに時間がかかってしまいます。
さらに、元の状態に戻るまでの間に罪悪感や自己否定が潜在意識に刻み込まれてしまうことがあるので、少し疲れたと感じた時点で休息をとることが必要です。
今までは多少無理しても、寝れば元気を取り戻すことも多かったかもしれませんが、自分では気づかないほどダメージを受けたり、疲れを蓄積していることがありますよ。
では、やる気が出ない・燃え尽きてしまう前に試してほしい3つの方法。
五感を満たす
これをやったら元気が出る・モチベーションが上がる・気分が良くなる行動や物を事前に書き出してみてください。
本当に疲れ切ってしまった時は思考が上手く働かないので、自分の気分が上がる事や癒されたり元気の出る事を思い出すのが難しくなります。
そこで、事前に書いたものがあれば自分が何をすれば気分が良くなったり、元気になるのかを思い出しやすくなるでしょう。
特に五感を満たすと脳のリフレッシュにもなりますよ。
①視覚
好きな芸能人のDVDや画像・映画を観る
花を飾る
芸術鑑賞
➁聴覚
癒し系の音楽・オルゴール・波の音・好きな音楽を聴く
➂嗅覚
アロマなどリラックスできる香りを嗅ぐ
➃触覚
緩衝材の気泡をつぶす
マッサージやエステ・ヘッドスパ
温泉(スーパー銭湯)へ行く
髪を切る
⑤味覚
好きな物を食べる
誰にも見せないものなので、人と違っていても大丈夫です。
自分だけの、癒し処方箋を作ってみてくださいね。
人と比べない
よく人と比べないと言われますが、学校や会社などで比較や競争して育ってきた世代の人に、人と比べないというのはとても難しいですよね。
実は、人と比べることは悪くないのです。
比べた後に自己否定に繋げるのが良くないという意味なのです。
人と比べても良いんです。
自分よりも優れている人はゴマンといます。
でも、休むことに罪悪感を持つ人もいますよね。
他の人が頑張っているのに休むのは気が引けるし、自分を甘やかしすぎている気がするのでしょう。
真面目な人ほど努力が足りない・心が弱いからだと思いがち。
気合いと根性だけではどうにもならない年齢の場合もあるし、自分のご機嫌を保つことは生産性を上げること・仕事のクオリティーを上げることだと割り切ってくださいね。
大人になると甘やかしてくれる人が一気に少なくなります。
というか、甘やかしてくれる人はいないかも。
そうなると、自分を甘やかすことができるのは自分だけなのです。
手帳に体調や気分の変化を書く
手帳以外に日記やノートでも良いのですが後で見返せるようにしておくと、自分の気分や体調の変化に気づきやすくなります。
手帳はスケジュールを書くだけのものではないですからね。
頭痛や胃痛・やたらとイライラするなど、些細なことこそ書き残してみてください。
病院に行く時にも正確に伝えられるので便利だし、自分の体調や気分のバイオリズムを知ることもできます。
誰かと会った後・特定の場所に行った後は体調が悪くなるなどの発見があるかもしれませんよ。
身体の声を聴くというとスピリチュアルっぽくて難しそうに感じますが自分の身体が今、求めていることに気づくことが大切。
なんとなく感じる事と過去の出来事を照らし合わせて、現状を知る目安にしてみてください。
さいごに
何もやる気がおきない・燃え尽きたように感じる時は、空気の抜けたボールのような状態。
外からの衝撃を跳ね返すこともできず、凹んだまま。
ボールなら空気を入れるだけで元に戻るのですが人の心はそう簡単には元に戻らないものだし、もしかすると長いあいだ無理をし続けたせいで、どこかひび割れてしまっていることさえあります。
たとえ小さなひび割れでも放っておくと、ちょっとした衝撃で壊れてしまうことがあるので、少し疲れたと感じた時点で自分自身を癒すことを意識してみてくださいね。
瞑想もおすすめですが、何も考えないのが苦手な方はこちらをお試しくださいね。
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