ぬいぐるみやおもちゃの人形は捨てられるけれど、ひな人形や五月人形・兜・こいのぼりなどを捨てるのは抵抗があるという方も多いのでは?
子どもの成長を願って飾っていた人形。
成人や一人暮らしを始める年齢になると飾ることも少なくなって、押入れに入れっぱなしになっているので処分しようと思ったもの...
捨てるのはもったいない気がする。
人形を捨てる時には、何か特別な事をした方が良い?
人形供養に持っていくべき?
呪われたらどうしよう。
祟りとかないかな?
人の形をした物は捨てづらいので心のどこかに不安が生じるのは仕方のないことですが、後味の悪くない処分方法もあるので紹介しますね。
粗大ごみとして捨てる
思い入れがあっても不要だと感じて負担になっているなら、思い切って捨てるのが良いでしょう。
ガラスケースや台座・付属品など分けて出すのか、お住いの地域のゴミ処理センターなどに問い合わせると費用などを教えてくれますよ。
節句の人形などは、もともと子ども健やかな成長を願って飾られるもの。
手放したからといって不幸になったり、呪われるということはないですが最後まで丁寧に扱ってあげてくださいね。
供養代行サービスを利用する
人形供養をしてくれる寺社さんもありますが、意外と知られていないけれど人形を引き取って供養(人形感謝)してくれる代行サービスがあります。
粗大ごみとして処分したくない・きちんと供養したい方にはオススメです。
日本郵政と連携しているので、梱包さえすれば自宅まで引き取りに来てくれて、人形は毎年10月頃に東京大神宮で行われる人形感謝祭にて供養してもらえるのです。
詳細はこちらをご確認ください。
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ひな人形以外も引き取ってもらえるので、人形感謝の欄をご確認くださいね。
寄付・リサイクル
捨てる・供養する以外に寄付やリサイクル品として引き取ってもらう方法もあります。
送料はかかる場合が多いですが、他の誰かに大切にしてもらえるということは、人形にとっても良い事だと思います。
捨てるということに罪悪感がある方にはオススメです。
いきなり持ち込んだり勝手に送ると迷惑になるので、事前に確認を取ってからにしましょう。
また、個人の販売サイトで出品するという方法もありますよ。
捨てるのではなく役目を終える。
いちばん大切なことは...
不要になったとはいえ今まで毎年、飾っていたものを手放すのは寂しい気持ちもあると思いますが、人形にとっての第二の人生のスタートとして今までの感謝を伝えて送り出してあげてくださいね。
新しい家で、また大切に可愛がってもらえたり、無事に役目を終えるのも幸せなことでしょう。
今まで大切に飾ってきた物だし、高価なので手放す決断は辛いと思いますが、自分と人形にとって最善の選択ができると良いですね。
「今までありがとう」
「子どもが無事に成長しました。ありがとう」
「お疲れさまでした」
心を込めて感謝を伝えてあげてくださいね。
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